のらくろ召集令は

のらくろ召集令のらくろ中隊長のらくろ放浪記のらくろ捕物帳のらくろ喫茶店のらくろが帰国し、「のらくろ中隊長」以降は猛犬聯隊が解散した後の話が語られる。

登場犬物たちの擬人化傾向はますます強くなり、人間と変わらない背格好で服を着るようになった。

かつての戦友たちが家庭や職場に戻る中、野良ゆえに行き場の無いのらくろが職を転々として放浪する姿が描かれる。

1983年3月に光人社から刊行された『のらくろ自叙伝』は、のらくろの入隊から依願免官までを文章とイラストで綴られているが、少年倶楽部連載当時のエピソードとは若干の違いを見せている。

また同時期に刊行された『のらくろひとりぼっち―夫・田河水泡と共に歩んで』は、田河の夫人である高見沢潤子が、執筆当時のことや長谷川町子などの弟子たちの思い出を綴ったエッセー集である。

1991年に講談社から刊行された『のらくろ一代記田河水泡自叙伝』は、作者の自叙伝として『のらくろ』に触れているが、執筆途中で本人が亡くなったため、本の後半を夫人が引き継いで書いている。
update:2010年02月26日